【30代男性】生まれつき薄毛だった私の対処法

30代男性

生まれつき薄毛だった私の対処法

小学生の頃、二年生の時のクラスメートに「お前頭ハゲてるやん！」ととてもバカにされてしまったことがありました。

「ハゲ」にも色々あると思いますが、私の場合、円形脱毛のようなつるつるの場所があるわけではなかったので、自分自身はなんとも思っていなかったのですが、全体的に髪の毛が細く、色も少し茶色で軟毛でした。

そして毛が薄かったので、よくみると頭全体の輪郭が見えるようでした。

それを見つけた同級生が喜々として「お前ハゲてるやん！」を連呼していました。

それまで自分はハゲている（髪の毛が薄い）という風には思っていなかったので、とてもショックでしたね。

当時小学校二年生で同級生からハゲだと言われ、落ち込まないはずがありません。

言われだしてからはまるでイジメのように感じてしまい、学校に行くのが嫌になっていきました。

もちろん仲の良い友人達はそんなこと言わなかったし、子供ながらに「全然大丈夫！」と勇気づけてくれたりしていたのですが、一部のいじめっ子たちは面白がって毎日からかいにきていました。

実際に今現時点でも髪の毛は薄いですし、親も祖父もハゲていたので自分も当時から薄かったと思うのですが、やはりそこは子供。

認めたくなかったですね。

髪が薄いというトラブルを小学校二年生の自分が解決することなんてできなかったのですが、あまりにイジメがしつこかったので、ある日勇気を出してメンバーの一人を思い切り殴ると、その日からいじめはなくなりました。

嫌なことは嫌だと伝えて良かったです。

いじめっ子を殴ったからと言って髪の毛が生えてくるわけでもないのですが、当時はいじめが終わったことで「やっぱり自分はハゲていないんだ」と思い込むようになりました。

心は晴れやかな気分になっていました。

でも結局、高校生あたりになって「やっぱり自分の髪の毛は細い。さらに少ない。自分は薄毛なんだ」と自覚するようになるのですが、もう気にしないことにしました。

自分がハゲだといじめてくるような輩は自分にとって大した存在にはならないでしょうし、そんなつまらない事でいじめてくる人間は大抵一発殴れば、もう何も言ってきません。

自分がハゲで良かった、なんて思ったことは一度もありませんが、それでも初対面の人と話すときなんかは「ハゲと自分をいじって、相手と打ち解けられる話題を持っている」と安心すらしています。

なんでもモノは考えようだと思います。

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